永代供養の欠点を理解して選択しよう

永代供養といえば霊園や寺院が永代にわたって供養をしてくれるというものです。若い人の中には、そもそもお墓は必要なのか、別の供養方法はないのかと、今までとは違った価値観を持つ人もいて、今までとは違ったこの供養方法を選択する人もいます。ただ、選択する前には、しっかりと欠点を知っておきましょう。そうしないと後で後悔してしまうことにもなってしまいます。
この方法では、いつまでも供養してくれると思いがちですが、基本的に期間が決められていて、一般的には三十三回忌が目安となります。そしてこの期間を過ぎると合祀によって供養します。合祀は、他の人の遺骨と同じ場所で埋葬をします。
故人のためにお墓を建てたとしても、永代供養を利用したことで一定期間が過ぎれば他人の遺骨と混ざってしまうので、その後に遺骨を取り出したいと言っても取り出すことはできなくなってしまいます。この供養では、最終的には合祀となると理解したうえでの利用が必要です。