「永代供養」というのは、料金を支払うことによって霊園や寺院にお墓の管理・供養を任せることができるという埋葬方法を指します。この方法は、お墓を継いでくれる後継者がいないケースや、後継者がいる場合でもお参りや管理が難しい場合などによく選ばれていると言えるでしょう。最近はそうした事情を抱えている方も多いため、永代供養の利用が増えていると言われているのです。 永代供養の「永代」というのは、文字通りの意味であればいつまでも永久にということになりますが、実際はご遺骨の安置期間があらかじめ決められている場合が多いと言えます。その期間は33回忌までとされているケースが多いほか、17回忌や50回忌といったケースもあります。そしてこの期間が過ぎるとどうなるのかというと、個別に安置されている場合は他の方のご遺骨と一緒に合祀されることが多いと言えるでしょう。また永代供養には、個別安置の他にも、初めから合祀されるというタイプのものもあります。 |